活動報告

2018年12月5日「ブラックアウトを契機とした泊原子力発電所の廃炉に関する要請書」を提出

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2018年12月5日(水)、当会は北海道電力に対し「ブラックアウトを契機とした泊原子力発電所の廃炉に関する要請書」を提出しました。

今回の要請書を提出するまでの経過

2018年9月6日に起きた北海道胆振東部地震とその後のブラックアウトは、日本ではいつどこで大きな地震が起きるか分からないということ、地震によって発電所が壊れ、ブラックアウトが起こり、原発の外部電源が失われることさえあることを実際に示しました。

日本で原子力発電を行うことの危険が目に見える形で示されました。

主張「北海道胆振東部地震後のブラックアウトについて」を発表

この事態を受け、当会ではホームページ上に「北海道胆振東部地震後のブラックアウトについて」と題した主張を発表しました。

当サイト参考記事

2018年12月5日、「ブラックアウトを契機とした泊原子力発電所の廃炉に関する要請書」提出

さらに、2018年12月5日、当会は北海道電力に対して「ブラックアウトを契機とした泊原子力発電所の廃炉に関する要請書」を提出しました。

ブラックアウトを契機とした泊原子力発電所の廃炉に関する要請書

2018年12月5日

北海道電力株式会社代表取締役社長  真弓 明彦 殿

泊原発の廃炉をめざす札幌北区の会

ブラックアウトを契機とした泊原子力発電所の廃炉に関する要請書

 私たち「泊原発の廃炉をめざす札幌北区の会」は貴社がブラックアウトをひき起こした原因に真摯に向き合い、泊原子力発電所の廃炉へと方針転換することを強く望みます。

9月6日に起きた北海道胆振東部地震とその後のブラックアウトは、日本ではいつどこで大きな地震が起きるか分からないということ、地震によって発電所が壊れ、ブラックアウトが起こり、原発の外部電源が失われることさえあることを実際に示しました。日本で原子力発電を行うことの危険が目に見える形で示されました。

また今回のブラックアウトは貴社の危機に対する感受性の低さを明らかにしました。北本連系の容量が不十分であり、石狩湾新港のLNG発電所の稼働ができていないなか、電源を苫東厚真一か所に過度に集中させ、万一の場合のバックアップ電源を用意していなかった。ブラックアウトは、貴社のこのような危機に対する感受性の低さが引き起こした惨事です。このような電力会社に原子力発電所を稼働・管理する能力はないと私たちは考えます。

しかも今回のブラックアウトによって引き起こされたさまざまな被害に対し、貴社が誠実に謝罪し、その損害に真摯に対応しようとする姿勢が全く見えません。このことで私たちは、万一原子力災害が起きた際の貴社の対応を危惧しています。

私たちは、今回のブラックアウトの真の原因は貴社の原発への過剰な投資であると考えます。貴社は、泊原発3号機の建設計画を立てた当時、LNG火力発電所の建設を選択する道もあるのにそうしませんでした。2012年に泊原発が止まっても、再稼働をあてにして泊原発の安全対策に巨額の投資をし、他の電源への投資を十分に行ってきませんでした。貴社は泊原発に固執するあまり、無理に無理を重ねてきました。そしてついにブラックアウトまで引き起こし、泊原発の外部電源が9時間半にわたり喪失する事態を招来しました。

貴社が以上の事実を認め、今回のブラックアウトを機に、泊原発の廃炉へと舵を切ること。それこそが貴社の将来を開く道であると考えます。北海道の未来のために、貴社が泊原子力発電所の廃炉を選択することを強く要請します。

以上、2018年12月5日(水)に北海道電力に対して提出した「ブラックアウトを契機とした泊原子力発電所の廃炉に関する要請書」についてご報告しました。

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