原発に関する知識

泊原発は危険なプレート境界のすくそばにあった!

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将来確実に大地震を起こすプレート境界は泊原発のすぐ沖合にあった

太平洋側には、日本海溝に沿つてのびる長大な活断層が見えます。
日本海側では、積丹半島の沖合から奥尻島をへて津軽沖にいたる海底に、活断層のつくる急な崖(断層崖)が連なり、それらが海底の山脈(奥尻海嶺)や台地(M:松前海台)、盆地cs:後志海盆、〇:奥尻海盆、N:西津軽海盆)を南北方向につくつていることかわかります。
将来、確実に大地震を起こす日本海側のプレート境界は、なんと泊原発のすぐ沖合にあったのです!
これは泊原発の建設時にはまだ専門家にもわかつていなかったことでした。

海底地形を立体的に3D画像で見ると
中田高ほか(2012)「日本海東縁海域の「海底活断層の詳細分布図」(日本活断層学会ポスターセッション発表のポスターによる)

活断層は連動すると地震や津波の規模がさらに大きくなる!

1993年の北海道南西沖地震は、奥尻海嶺の西側から奥尻島の南西まで、活断層が実に140kmも連動して起きました。
そして奥尻島に最大30kmの津波をもたらしました。
もし、このとき奥尻海嶺の東側の活断層が動いていたら、津波は泊原発を直撃して、大事故になっていたかもしれないのです!

泊原発の周辺を鳥の目で、海底地形を鯨の目で見てみると……
泊原発の廃炉をめざす会(編)『泊原発の問題は何か?』寿郎社

プレートのぶつかりあいで、ひずみがたまっている泊原発〜幌延周辺

ユーラシア・プレートと北海道・東北がのる北米プレートがぶつかり合う日本海の東縁部は、つねに歪(ひずみ)がたまって大地震を起こしやすくなっています。
泊原発の沖合や道北、幌延の沖合も地震の空白域であり、強いひずみがたまっている危険な地域(下図でオリーヴ色の部分)にあることがわかります。

地震調査研究本部「日本海東縁部の地震活動の長期評価:過去の地震の震源モデル、想定震源域、およびヒズミ集中帯の分布」
https://www.jishin.go.jp/main/chousa/03jun_nihonkai/f05.htmによる

 1983年、日本海中部地震に襲われた秋田県は、今後の防災対策として、佐渡島から津軽沖までの活断層が連動して津波を起こしたらどうなるかを検討しています。
泊原発でも同様に積丹半島沖から津軽沖までの活断層の連動を検討、地震動も津波も、最も大きくなる最悪のケースを想定すべきでしょう。

[出典]泊原発の廃炉をめざす会(2014)『知ってましたか? 原発をやめたほうが得する8つの理由』

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