原発に関する知識

泊原発の避難訓練は非現実的。道路が通行不能で逃げられない可能性が高い。

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泊原発の避難訓練の想定は甘すぎます!

2013年10月8日、道と泊原発周辺の地元自治体によって、30km圏内の住民の避難訓練が行われました。

「後志地方の内陸でM6強の大地震か起き、泊原発1号機が全交流電源喪失状態となり、核燃料の溶融に至り、放射性物質か放出され、30km圏内でも放射線値が上昇」という想定でした。

大地震の想定だが、道路・トンネル・橋などの被害は考慮されていない

しかし、内陸でM6強の大地震が起きたはすなのに、道路やトンネル、橋などの被害は一切考慮されていませんでした。

また風は南風で、住民のほとんどいない積丹半島にだけ放射性物質が流れ、しかも発電所の放射性物質放出は一日で収束するという、訓練としては全く都合が良すぎる想定でした!

積雪・津波・崖崩れなどで避難経路は通行不能になる可能性が高い

この地方では1年の半分近くは雪です。
積雪時、豪雪時、吹雪のとき……最悪のときでも、安全に避難できなければ、なんど避難訓練をしても、いざというときには役に立ちません。
下の絵は、積雪時に、大地震と津波か発生したと想定したときの泊原発の周辺を予測したものです。

海岸まで山が迫り、断崖が続く道道229号線は、津波や崖崩れで通行できないでしょう。
原発のすぐ裏にある堀株トンネルも、地震による被害や、高い線量を受けて通行はできなくなるでしょう。

当丸峠を越えて余市に出る道道998号線は、積雪時にはふだんでさえ通行できないことかあります。

避難計画には、吹雪のときに大地震や津波が起きたら、という最悪の想定が必要です。

泊村、神恵内村、積丹町は「陸の孤島」となる危険かあります。

暴風や吹雪ならヘリコプター・船も出せない

暴風や吹雪ではヘリコプターも飛べす、船も出せないでしょう。

幹線道路の国道5号線も、崖崩れや道路の破損、そして避難しようとする人たちの車や、除雪車で大渋滞となるでしょう。

高線量の放射線の中では道路の復旧作業をする人がいない

除雪や道路の復旧作業をするとしても、高い線量の放射線がすでにきていたら、いったい誰がそんな危険な仕事を請け負ってくれるのでしょうか。

ひとたぴ事故か起きれば、住民が安全に避難できるかどうか、きわめて疑問です。

障がいをもった方やお年寄りの避難は、もっと困難でしょう。

避難所とされている札幌自体が避難が必要な状況になる

たとえ、避難所とされた札幌までたとり着けたとしても、西風か吹けば札幌の線量も高くなり、もう札幌市民が避難している状況なのです

[出典]泊原発の廃炉をめざす会(2014)『知ってましたか? 原発をやめたほうが得する8つの理由』

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